馥郁たる香り、季節、気温によって変化する表情、そしてこれほどニュアンスに富んだ色彩を持つ園芸植物は多くないですね。
一度は恋に落ちる植物。
(ランもそうですが。)
画像は、京都の老舗園芸店「まつおえんげい」の専売品種、河本ローズの「ラ・ベル・ポー」
浅緑色のマットで小振りな葉、細めで暴れないすっきりとした樹形は、非常に完成度が高いです。
一時は自分のベランダガーデンが、ほとんどバラだけで埋め尽くされてしまうほどのめり込みました。
それほど咲いた時のインパクトは大きい。
でも程なくして、景観として、自宅の現代的な建物とのマッチング等を考え始めます。
また、単一の植物を多く植えると、どうしても病気等トラブルが発生しやすくなります。
(これは農業でも同じですね。)
当時は、花の姿と色、香りの有無だけでバラを選んでいたように思えます。
(耐病性はも重視していましたが。)
イタリアのローズバルニの最新品種「アカデミア」です。
香りで賞を受賞しています。
このクォーターロゼット咲きが美しい。
オーストラリアのネイティヴプランツ、特にグレヴィリアは、花に蜜が多くて冬はメジロなど小鳥たちに愛されます。
ただ一つ足りないのが香り。
バラはそれを補ってくれて、冬は落葉しますが、常緑のオーストラリアの植物がその時は活躍してくれます。
今年、この2品種(バラ)を自分のベランダガーデンに加えました。
庭は、年間を通して楽しめることが理想ですね・・。
画像提供:まつおえんげい
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