スタジオで、成長期に少しでもバレエを習っていらした方をご覧になって、「骨格がすでに違うなぁ」とため息が出たことはありませんか?
本当に中年と言われる年代になってから始めると、鏡に映る自分の姿にがっかりします。
(もちろん、例外の方もいると思いますが)
最初の頃は、まるで幼児のように慣れないバーレッスン、センターレッスンをしていくことになりますが、音楽に合わせて身体を動かすことは楽しいものですね。
だんだん慣れてきて一通り動けるようになると(「踊れる」ではありません)、大概の方が陥るのは、「あんなにヨチヨチだったけど、まぁイケる、いけてるな」という感覚です。
なまじ運動神経が良かったり、ちょっと体が柔らかかったりする人によく見られる現象。
でも、動けることと、正しく基本に忠実に、音も綺麗にとって踊ることは全く違うことで。
後から入って来た人に、いかにも知ったかぶりで教える方、ちょっと自分より上手そうな方にライバル意識丸出しの方などよくお見かけします。
上の画像をご覧ください。
上手な人には見えませんよね。
でも中年から始められた方は、まぁ、こんなものです。
自分もそうだと思います。
大人から始めたバレエだけではなく、全てそうだと思いますが、他人と比べることはナンセンス。
自分と自分の身体との対話だけが大切なこと。
太っているからと、遠慮することもないですし。
このスタジオに入って来たばかりだからと、過剰に萎縮、気を使う必要もないはずです。
モチベーションを高めるためにも、着たいなと思ってるレオタードなども、体型、年齢を気になさらずにどんどんトライしてほしいなと思います。
米国のシアトルでレッスンを受けた時、あまりにバラエティーに富んだレッスンウエアと年齢、レベルにビックリでした。
みなさん、堂々とのびのびと。
身体を動かすことは、血流も良くなってアンチエイジング、健康にも良いですよね。
どうぞ楽しまれてください。
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